東京から長野へ移住する社会起業家とその家族のための、環境共生型の仕事場兼住宅。建物の中心に、まわりを一周でき、その場に応じたモノを収納する大きな棚を配置した。棚の中央には孔が開いていて、1階と2階をつなぐ階段がおさまっている。階段を昇るときは空と浅間山が、降りるときは土と菜園が目にとびこむ仕掛けだ。自然風景の移ろいを日常的に感じとることができる明るい階段を、通常暗くなりがちな家の中心部の、しかも「家具」の内に配することで、物理的にも意味的にも「奥」を感じさせることのない住空間の獲得をめざした。
*田中皇彦、三木慶悟と協働
*LiVES Vol.37 2008年2&3月号、住みCoCo 2008年春夏号掲載















名称:はじまりの家
用途:専用住宅
所在地:長野県北佐久郡
設計監理:会田友朗+田中皇彦+三木慶悟(studioNODE)
構造設計:我伊野威之(G.DeSIGN)
施工:株式会社新津組
設計期間:2006年6月〜2007年3月(10ヶ月)
施工期間:2007年4月〜2007年8月(5ヶ月)
構造:木造在来工法
規模:地上2階
敷地面積:776.00m2(234.74坪)
床面積:1階106.67m2 2階49.69m2 計156.36m2(47.29坪)
最高高さ:8,207mm
写真:近藤光彦